こんにちは!ancoです。
今回は、ニュースでも話題になった「トランプ氏の関税発言による株式市場の急落」を受けて、「投資初心者が急落にどう備えるか?」について考えていきたいと思います。
株式市場はいつでも揺れ動く
株式市場は日々変動していて、時には政治や経済のニュースで急落することもあります。先日も、トランプ前大統領の関税発言がきっかけとなり、市場が大きく揺れました。
日経平均株価の動き:急落と急騰の背景
2025年4月初旬、トランプ前大統領が日本を含む国々に対して24%の追加関税を課す方針を発表しました。この発表を受けて、日経平均株価は大きく下落し、4月3日には一時1900円以上下落する場面もありました 。
しかし、4月9日にトランプ氏が一部の国・地域に対する上乗せ関税の発動を90日間延期すると発表したことで、翌10日の日経平均株価は前日比2894円高となり、歴代2番目の上げ幅を記録しました 。
このように、政策の発表や変更によって市場は大きく反応し、短期間で大きな変動が生じることがあります。
こうした急落に直面すると、慌てて売ってしまったり、「どうすればよかったのか」と後悔したりすることがあります。でも、事前に対応を考えておけば、焦らず冷静に対処できるのです。
「急落に備える」とはどういうこと?
投資初心者にとっての備えは、たとえばこんなことです
- あらかじめ「このくらい下がったらどうするか」決めておく
- 毎月の積立投資を続ける
- 短期的な値動きに一喜一憂しない
- 情報に振り回されず、自分の投資方針を持つ
要は、「下がってから考える」のではなく、「下がる前から決めておく」ことが大切です。
信用取引をしていた人たちはどうなった?
今回のような急落で、特にダメージを受けたのは信用取引をしていた投資家です。
信用取引とは、証券会社からお金を借りて株を買う取引のことで、自己資金よりも大きな金額を動かせる反面、リスクも大きくなります。
株価が急落すると、「追証(おいしょう)」と呼ばれる追加の保証金を入れなければならないケースもあり、資金が足りないと**強制的に損切り(ロスカット)**されてしまうこともあります。
こういったリスクは、投資に慣れていない人にとっては非常に危険です。初心者のうちは、まずは現物取引(自分の資金だけで投資)で十分だと思います。
考え方の参考になる本
ここからは、私が「自分の投資方針をどう決めるか」のヒントにした本をいくつかご紹介します。
① 敗者のゲーム(チャールズ・エリス)
市場に勝とうとするのではなく、「負けないこと」が大事と説く一冊。
② あなたのお金と投資脳の秘密: 神経経済学入門(ジェイソン・ツヴァイク)
感情に左右されない投資の心構えが学べます。
③ ウォール街のランダム・ウォーカー(バートン・マルキール)
株価の動きは予測できないという前提で、分散投資の重要性を説いています。
④ ピーター・リンチの株で勝つ
自分の知っている会社に投資すればいい、というシンプルなメッセージ。
まとめ:備えあれば憂いなし
株価が急落したときこそ、自分の投資方針が試されます。
「下がったらどうしよう」ではなく、「下がったときはこうする」と決めておくだけで、心の余裕が生まれます。
おまけ:私の急落時マイルール
- インデックス投資は売らない
- 暴落時は「買い増しチャンス」ととらえる
- SNSやニュースを見すぎない(不安になるから)
- 落ち着いて寝る!笑
自分なりのルールがあると、本当に気持ちが楽になりますよ。
こんな人に読んでほしい
- 投資を始めたばかりで急落に不安を感じた人
- 長期投資を続けたいと思っている人
- 市場のニュースに振り回されがちな人
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